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「シューターは打ち続けることが大事」は結果論

昨日明成高校バスケ部が強い3つの理由を考えてみたという記事を書きましたが、この時に当然2014年ウィンターカップの決勝戦(明成vs福岡大濠)を改めて見ました。

 

ご覧になった方はわかると思いますが、当時の明成高校は出場選手が全員2年生ということもあってか、八村選手が抑えられると攻め手を失い、かなりばたばたしていました。

 

特に、得点源の三上選手(現中央大)は試合を通してフェイスガードに苦しみ、タフショットを連発して「流れを悪くした」といわざるを得ないような内容でした。

 

その中でも八村選手の個人技に加えて、三上選手が終盤にタフショットを低い確率ながらも決めた結果僅差で勝利しました。

 

この試合を見て、「三上選手を信じて打たせ続けた明成高校はすごい、打ち続ければ入るんだ」と思う人もいるでしょうし、「三上選手の試投数を八村選手や納見選手に回せばもっと楽に勝てたのでは」と思う人もいると思います。

 

計24回の試投で16得点はあまり良い数字ではないですよね。

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たしかに冷静に考えれば足立選手のマークマンはかなり八村選手に寄っていたので、納見選手のところに足立選手がピックに行けば楽にシュートまではいけてたと思います。

 

でも、この試合は「三上選手がシュートを打ち続けた」から勝ったんだと思います。

あの10点差以上離れた後半の苦しい時間帯で一気に点差を縮めたのは三上選手ですし、最後の泣きながら決めたタフショットも最終2点差ということを考えれば試合を左右するビックショットでした。

 

これは三上選手の実力といって良いと思います。

どれだけマークが厳しく、調子が悪くても試合の要所では決める。

 

・・・と、三上選手を賞賛する内容を書き続けていますが、何がいいたいかと言うと、この三上選手の内容で、「もし」あと一本シュートが入らなかったら、タフショットを拾った大濠が速攻を決めていれば明成が負けるという可能性もあったはずです。

 

もし、明成が負けていれば少なくとも私は三上選手の責任が大きいと思います。

そして、周囲も「調子が悪い時点で他の選手にパスをするべきだった、打ち続けるべきではなかった」というはずです。

(明成の選手や監督は言わないと思いますが)

 

こう考えるとシューターってものすごい難しいポジションですよね。

ドリブルやパスが得意な選手はあまり調子に影響されにくいですし、ある程度「ボールを運んだ」「相手のディフェンスを収縮させた」という「過程」が評価されます。

 

ディフェンスが良いチームが安定しているのも似た理由だと思います。

 

けれどシューターはどれだけスクリーンを上手く使っても、シュートフォームが綺麗でも入らなければ評価されません。

 

プロのレベルになれば川村選手や金丸選手のように「外が入らなければ、パスで仲間を活かすorポストプレイで確実に得点する」といった選手も多いですが当時高校生の三上選手にそこまで求めるのは酷でしょう。

 

ちなみに私は学生時代シューターでしたが、3Pを5/19という数字をぶちかまし、監督に「お前のせいで負けた」といわれました、うぅ・・

打ち続けろって言ったじゃん。。

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

「フェイスガードされた時には」という記事も書いています。

大倉颯太選手に学ぶディナイが厳しい時の3つの「ボールのもらい方」

フェイスガードの対策は「スクリーナーになる」ではなく体重を増やすべき

 

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